【絵が上手くなる方法】効率的に絵を上達させるための5つのステップを紹介

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アクリル画作品

こんにちは。画家の宮島啓輔です。

今回は、「【絵が上手くなる方法】効率的に絵を上達させるための5つのステップを紹介」のテーマでお伝えして行きたいと思います。

絵の上達の中には見たものをリアルに描く技術の向上以外にも描く人それぞれの作品の世界観や魅力を洗練させて行く事も含まれています。

今回は、作品を作るそれぞれの人にとって必要な技術やレベルの上達に焦点を当てて書いて行きたいと思います。

作品制作の材料となるインプットを増やす

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作品制作で重要な事は自分にとって新しい情報をたくさん取り入れておくことです。

創作活動の原材料になる美術展、景色や自然物、模様など制作に影響を受けて直結するようなものから画材を実際に手に取って体験する事や制作とは関係無い何気ない体験などを多く吸収して自分の中に引き出しとして持っておくことで、制作での選択肢が豊富になります。

人の創作物をそのままパクるという事では無く自分というフィルターを通して作品にするための材料を貯めて置くことで作品の奥深さや魅力が広がります。

可能性の広がりそうな制作スタイルを理解する

外部からの情報や体験・便利な画材のノウハウを自分の中に持っておく事で制作の幅が広がると書きましたが

自分のだけのアートのスタイルを確立するには、制作の幅が広がった分の多くの試みが必要です。

自分の中に持っている情報や体験を元にどの描き方や画材・テーマ・コンセプト等が自分に合っているかをある程度理解し、作者にとって一番最適な制作の出発点を見つけて行きましょう。

既に自分の型が見えている人もこれからどのような変化を起こせるかを試行錯誤する事でより良いものを制作する事ができます。

絵の上達には継続が重要

アートの中のどのような分野であっても絵を上達させ、作風を洗練して行くための確実は方法は継続的に描き続ける事です。

高い技術を持った職人が何十年も作り続けている事と同じく、目と手の連動する感覚や頭の中でイメージしたものを形にする能力は個人差はあるものの習慣として描き続ける事でほぼ誰でも上達は可能です。

初めは簡略化したシンプルな描き方から徐々に積み重ねを利用して練習を重ねるごとに自分のスタイルも自然と磨かれていきます。

絵の上達には絵の全体像を把握する習慣

大きい絵を描く時程その時描いている手元の細部しか見えなくなるので、一歩引いて全体を見る事が重要です。

全体の形を取らなくても細部から描き始めて綺麗に画面にバランスを取る事のできる能力を持つ人は一部存在しますが、多くの人は全体からバランスを取りながら細部を描いて行く方法が向いていると言われています。

集中して描いていると手元だけに集中してしまい全体が見えなくなることがありますが、離れて客観的に観察する機会を作る事でどこのバランスが不自然かやどの色を持ってくれば良いかなどがよくわかるので作品の精度も高めることができます。

全体を常に意識する事でより完成度の高い作品を作る事ができます。

絵の上達には次回作を最高傑作にする気持ちが必要

描き終わった作品を眺めて、どこをどのように描けばよかったやバランス、モチーフなどの改善やそこからの可能性の広げ方などを次からの作品制作のためのインプットとして自分の中にストックをしておきましょう。

そこで身についた描き方やノウハウ、改善点などを次に制作する作品をこれまでの最高傑作にするために最大限活用して行く事で着実に自分のスキルの向上に繋がります。

最後に

この記事では自分の絵を上達させるための方法を紹介しました。

アイデアのインプット自分のスタイルの構築制作の継続離れて作品を観る癖次回作の成長の五つのステップを踏まえて制作する事で成長を目指していく事ができます。

自分の作品の成長や変化に必要な情報やノウハウは全部取り込み、力にする事が重要です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

プロフィール
この記事を書いた人

2006年3月生まれ幼少の頃より細密、極彩色な自分の脳内だけに存在する空想世界の絵をアクリル絵の具を主に様々な画材で1年に140点以上制作。作品サイズは数㎝のグッズから数ⅿの巨大アクリル画まで様々。高校1年生の時の個展開催以来二人展、グループ展等展示活動を続ける。ターナーアワード、Liquitex the challenge【小松美羽賞】等受賞多数。日々制作の幅は広がり続け、各地での展示、プロジェクトの実現を構想中

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