こんにちは。画家の宮島啓輔です。
今回は、「学生が海外旅行」なんて贅沢に思われがちですが、実は工夫すれば現実的に行ける、という話を書きます。
2025年の春にタイ、マレーシア、夏にベトナム、シドニーを旅し、シドニー滞在中は絵画の路上パフォーマンスをしてきました。
年末にはインドに訪れる予定です。
タイの死体博物館を訪れた際の記事がアクセスが現在かなり伸びています!
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併せて、タイで現地制作してきた作品を中心に構成する個展を2025年9月27日~10月16日まで大阪梅田にて開催します!

私はこの記事を執筆時点で現在19歳で普通大学に在学している大学2年生で高校も普通科でした。その為、このタイトル・内容での記事を書いていく上での経済条件や立場としては一般的な部類に入るかと思います。
さて、
今回のタイトルにもある【学生でも海外旅行できる!費用を抑える方法と節約術】ですが、
この記事を書こうと思ったきっかけは
タイについての記事を書いた際、その記事を読んでくださった方とお会いした際に
旅費などはどのように捻出しているのか親に出してもらっているのかという質問を頂きました。
その結論から書くと
旅費であったり絵の活動にかかる経済的な部分は、自分で得たお金で行っています。
学生で旅行というと贅沢なイメージがあるかもしれませんが、想像するよりも少し工夫をする事で海外旅行の金銭的ハードルは下がるように思います。
その中でも私が行っている内容を今回はいくつか紹介していきたいと思います。
東南アジアは学生でも行ける格安旅行先
「安い」の定義は人それぞれですが、東南アジアへ訪れるための移動費は他の移動と比べてもかなり安い価格に抑える事ができます。
勿論、質を上げたり座席クラスを上げたりすると料金の上限は高くなりますがLCCを使って、乗り継ぎなどを含めてチケットを探すと国内旅行よりも安くなります。
時期や旅行シーズンにもよりますが、私が雨季のベトナムに訪れた際の片道チケットの料金は約2万円ほどでした。
新幹線に乗って国内旅行をするよりも場所によっては安い価格になると思います。
特に、中国系航空会社は、美味しいごはんが出る事も多く、今のところ安くて良い印象があります。
その他の旅行内での出費としては、宿代が次に大きいですが、贅沢を言わないところであれば地域差はあるものの一泊千円単位で泊まる事ができます。
これも勿論質を求めるほど上限はかなり上がりますが、日本との物価の差などから国内で考えるとかなり安く感じると思います。
私はタイに訪れた際に、バックパッカー宿のようなところで割り勘をすると一人千円を切るところに泊まりましたが、少し蚊が多かったりプライバシー的な面など日本ほどの質ではありませんでした。
後数百円から千円ほどプラスしたり、深くリサーチをしたり、宿を日によって変えたりすると、もっと良いところに泊まれると思います。
しかし、私は上手くいかない状況も含めて楽しめるのが海外旅行の良さだと思っているので、適度に日本も異なる環境はそれはそれで良かったと思っています。(実際このように記事にできています笑)
タイに比べ更に物価の安いベトナムでは一泊2000円ほどで街の中心地に日本での普通~高級ランクほどのホテルに泊まる事ができました。
加えて食費ですが、これもピンキリではあるものの屋台やフードコートなどで食べると一食200円ほどで現地の食べ物を楽しむ事ができます。
特にタイは屋台文化が発達しているので現地の人と同じ価格で楽しめます。
衛生面的に、生物や海鮮類は避けていましたが加熱されたものやある程度腐りにくそうメニューを選んでいたのでお腹を壊す事はありませんでした。
また、地域によってはスーパーの物価も日本に比べて安い事が多いので、現地のフルーツや食べ物を楽しむ事ができますし、少し自炊してみる事でも食費はかなり抑えられます。

ベトナムは、なんと西瓜やマンゴーが100数十円で、その他フルーツがキロ単位で超安いのです。
次に現地での移動費ですが、東南アジアの国の多くにはgrabという配車アプリがかなり普及しています。日本から登録する事もできます。
日本ではタクシーに乗るとドアを開けただけでそこそこかかりますが、grabでは目的地までの距離を入力するも現在地の近くにいるドライバーとその値段が表示され、登録しておいたクレジットカードやその場の現金で支払う事もできるのでかなり便利です。
そして、道端でつかまえたタクシーよりも登録された運転手の車に乗れるので何倍も安全です。
電車が通ってる所は数百円程度で移動できます。私がタイのバンコクから数十キロ離れたアユタヤという街に訪れた時は、三等列車で200円弱ほどでした。
大学生でも旅費をまかなえる収入源
この記事は一応学生視点の構成になっているので再現性のある学生の財力で考えてみることにします。
私の場合の旅費やその他の出費の学生時点での収入源は、アート関連での売り上げとたまにバイトをして得たお金が主でした。
そこから携帯代や書籍代、その他の出費諸々を引き、学費の支払いなどにあてています。
また、他の家庭や人と比べると決して裕福な方ではありませんでした。
もっとバイト等に力を入れている人や実家の裕福な人であればそれ以上の選択肢があると思います。
これは、私が最近聞いて感じた事なのですが、
バイトの時給も日本のほとんどは最低時給が1000円を超えています。
しかし直近私が訪れたベトナムでは地区によるものの都市部の最低時給は120~180円ほどなのだそうです。
それだけでも私は、同じ一時間でも10倍近い金額を受け取れる日本は広い視野でみるとものすごく自由度の高い国なのではないかなと個人的に思っています。
また、シドニーに私が滞在していた時はパフォーマンスへのチップのみで現地での滞在費は十分に賄えていました。特殊な特技等が無くてもパフォーマンスの幅は考え方で展開できると思います。
無理をしない範囲で楽しむ節約術
「節約」については、これもまた
人それぞれの性格的な部分が関係するのであくまで私の視点から見た内容になります。
自分は、細かい事は気にせずに贅沢をする事でストレートに楽しみを得るというタイプよりも、状況にもよりますが、いかにして質を維持しながら安く抑えられたかや、その工夫する事自体に楽しさを感じる割とケチなタイプです。
食事の面で考えると、高級な外食を楽しむ事に比べて、安い食材でいかに栄養があり美味しいものが作れるかを考えたいタイプです。
私は人より多く食べるタイプですが、一週間の私一人の食費は満足に食べて外食をたまにいれて、多くても3〜4000円ほどです。
(最近は豆腐と他の食材を組み合わせて名前の無い料理を生み出す事とラッシーを自作する事にはまっています。)
特に、シドニーでは外食と自炊との値段差が日本よりも大きかったので、バックパッカー宿で毎日自炊をしていました。
その時に食べたオージービーフが、日本で食べるものよりも何倍も柔らかく絶品でした。

ただ、まったくお金を使わない事を徹底しているかというとそうではなく、使う時は高めの本を買ったり人に会いに行ったりと使います。
どちらが良い悪いではありませんが、自分の場合は地を這うようなタイプではあります。
話が少し逸れたので、
旅費の内容に戻ると、私は片道約2万円の飛行機代を観た時に、外食に数回から10回ほどの値段と同じくらいかなという考えをします。
或いは日本の自販機でジュースを買う値段とタイの屋台飯がほぼ値段が変わらないなだとかです。
長く引き延ばして書いてしまいましたが
ここで何をお伝えしたいかというと、
自分の性格的に平均の人の金銭感覚に比べて、細かい傾向にありますが、
本当に必要なものと、必要で無いものの区別を切り分けて、しなやかに無理をしない程度に出費を抑えて、本当にやりたい事(旅費等)にまわすことで幅は広がると思っています。
最後に
今回は、【大学生の財力でもやり方次第で海外旅行ができると思う話】の内容でお伝えしてきました。
人それぞれの部分が多かったような気もします。
私個人の視点と横道に逸れた話がかなり入りましたが、お役に立てる部分があれば幸いです。
是非、状況にしなやかに適応した旅行を楽しんでください!
最後まで読んで頂きありがとうございました。