大阪阿倍野区にて開催したイベント【宮島啓輔展】はどんな個展だったのか

宮島啓輔作品説明・活動・関連情報

こんにちは。画家の宮島啓輔です。

2024年3月に五日間に大阪阿倍野にて開催した私の個展が終了しました。

会場目印看板

私は2cm極小サイズの作品から人の背丈より高い数メートルサイズの大型作品まで約140点以上の一年間に制作した作品たちを一挙展示する個展を現在まで毎年開催してきました。(これからはリアルでの展示方法の形を大きく変えていく可能性もあります。)

過去に開催の個展の個展風景

今回もぴったり一年間に制作した約140~150点の全新作を二部屋の壁全部を埋め尽くす形で展示しました。

psychedelic world diorama

ただ絵を展示するだけでなく、展示スペースを極彩色なジオラマとしての世界観を感じれる空間を目指しての展示の意味もあったので小さな生き物や植物、模様を見つけられる発見を隅々まで配置しました。

在廊中にマジックペンで制作の飾りつけ細部

↓オンライン上ではInstagramを画集兼ポートフォリオのようなものとして使用しています

展示期間中、祝日と土曜日が入っていましたが二日とも大風と雨で客足は少し例年に比べると遠のいた印象でしたが、全体を通してみると他県からわざわざ来てくださったかたやSNS上で知り合った人など、多くの方に観て頂けた展示となりました。

今回の展示作品数140点の内、三割くらいは雑貨関連だったのですが上の鳳凰の作品を含めた数十点ほどのそれぞれ絵柄もサイズも異なる作品が手元から旅立って行き,購入者のお手元にお届けすることができました。

会期前半展示風景
中サイズ作品展示スペース

実は展示期間中、スペースや配置の関係で展示作品の入れ替えを少しずつ行っていました。

会期後半が寂しくならないために五日間をかけて展示を変身させて行きました。

F10号~20号作品群

私は作品制作に筆だけでなく指や竹串なども使用して描いているので表面に凹凸や光の当たり方で見え方の変わる描き方をしているので

個人での展示は傷つかない程度であればほとんどの作品をオンライン上ではわからない原画特有の質感を感じて頂くために触っての鑑賞もOKとしています。

有名画材屋の社長の方や画家の方、他府県にお住まいの方など雨が降っていたにも関わらずたくさんの方に足を運んで頂く事ができました。

実際に来ていただいた方、オンライン上で観て頂いていた皆様ありがとうございました。

年間に制作したほぼ全作品を展示する機会は大体年一回程度の開催でしたが、これからは数年単位での展示の構築をして行きたいと思います。

ただ展示するだけでなく、帰る時に映画やファンタジー小説を一冊読み終えたような気持ちになる内容の濃いものを何らかの形で作っていければと思います。

プロフィール
この記事を書いた人

2006年3月生まれ幼少の頃より細密、極彩色な自分の脳内だけに存在する空想世界の絵をアクリル絵の具を主に様々な画材で1年に140点以上制作。作品サイズは数㎝のグッズから数ⅿの巨大アクリル画まで様々。高校1年生の時の個展開催以来二人展、グループ展等展示活動を続ける。ターナーアワード、Liquitex the challenge【小松美羽賞】等受賞多数。日々制作の幅は広がり続け、各地での展示、プロジェクトの実現を構想中

をフォローする
宮島啓輔作品説明・活動・関連情報
をフォローする
極彩空想世界
タイトルとURLをコピーしました