こんにちは。画家の宮島啓輔です。
アナログ絵を描く人にとっての大きな出費の一つに画材代が挙げられると思います。
きちんとした質の画材をできるだけ安く購入したいと思われる方も多いかと思います。
そこで今回は絵を描いている方は一回は行くべき、関西では有名な大阪道頓堀近くの画材屋
笹部洋画材料店さんについて紹介していきたいと思います。
笹部洋画材料店とは?
企業名 株式会社笹部洋画材料店
営業時間 午前10時~午後6時
定休日 休日 日曜祝日
店舗サイト
場所はどこ?
所在地 〒542-0077 大阪府大阪市中央区道頓堀一丁目東5-24
「笹部画材」でよく知られるこの画材屋さんは大阪の地下鉄日本橋駅6番出口を出て北へ徒歩2分(なんばウォークの地上出入口からも可能)の橋の手前の道を右に曲がったところにあります。
主な商品ラインナップ
中心に扱っている商品は油彩、水彩、筆、額縁、アクリル絵の具、色鉛筆、パネル、キャンバスの他様々あり、アナログの作品を制作をされる方には非常に満足できる品揃えの豊富さと割引された価格ですが、イラスト系の商品は多少置いてあるもののそこまで多くは無い印象です。
フロアごとに売られている商品
一階 油彩関連商品、木枠、張りキャンバス、顔料、変形キャンバス等
店頭や階段の壁にもセール品などが売られている事が多いです。
二階 アクリル絵の具、不透明・透明水彩、紙、スケッチブック、パネル、筆、デッサン関連商品、パステル等
三階 額縁類
その場で希望のマットや額をカスタマイズできます。現物がない商品は取り寄せも可能です。
笹部オリジナル商品
笹部画材は自社のオリジナルブランドの筆や油絵具、アクリル絵の具、キャンバス、ジェッソ、筆などを安い価格で多く販売しているので制作に大量に画材を消費する方や製作費を抑えたい方にはおすすめです。
私も変形キャンバスや筆、キャンバスロールの多くはこれを購入しています。
海外のメーカーとのオリジナル商品であるかなり安価な大容量アクリル絵の具は販売できるほどの品質ではなさそうですが、短期的にイベントに使用したり、練習用や趣味用には向いている商品だと思います。
おすすめのお得な割引商品
笹部画材で販売されているほとんどの商品が何かしらの割引がされていると言えるほど全体的にかなり定価より安いです。その中でも私個人のおすすめは水彩紙、キャンバス、アクリル絵の具です。
水彩紙
イタリアの高級水彩紙メーカーのファブリアーノ紙を含めた色々なメーカーのデザイン変更や廃盤になった商品が数十%引きでサイズごとに種類豊富に売られておりおそらく大阪で一番安く提供されていると思います。
キャンバス
キャンバスロールや木枠もサイズごとに切られたキャンバス地が売られていて大きいサイズでも欲しいものが行くとその場で手に入る可能性が高いです。特に変形キャンバスの種類が今まで訪れた画材店の中で、品揃え、価格ともに№1レベルだと思います。丸だけで無く楕円や三角、中には屏風型のキャンバスやマグネット付きのものまで置いてるのでキャンバスを使用する作家の方などは一度見てみると良いかもしれません。大きめのものを実店舗で購入するときは持ち手をつけてもらえますがサイズに応じて袋を持って行く事をおすすめします。
アクリル絵の具
無い時もありますがターナーやリキテックスのアクリル絵の具が在庫処分品として数十円~で売られていたりその他の絵の具でもほとんどが何かしらの割引がされているのでガッシュや大容量のものからスプレーまで低価格で購入可能です。
その他筆なども激安価格のものから高級天然毛を使ったものまで商品の選択肢がたくさんあるので笹部画材の通販サイトで買いたいものをある程度決めて置いても良いかもしれません。
笹部画材の通販
笹部画材の店舗は大阪の一店舗のみとなっているので遠方に住んでいる方や大量に購入したい方には笹部画材の通販の利用も視野に入れてみるといいと思います。
基本送料は全国一律1500円、ミニ便送料(荷物三辺の合計が100㎝未満)800円、大型送料(荷物三辺の合計が170㎝以上)3000円~
配達先が学校・教室・会社・イベント会場・屋号(アトリエ・工房)などであれば大型送料は適用されず、一律1500円となります。
詳細は笹部画材ホームページから↓
最後に
訪れるタイミングによって商品のラインナップが少しずつ変わっていたりするので思いがけない掘り出しものが見つかる楽しみもあります。
画材屋特有の良さでもある店内に商品が隅々まで並んでいるので大きいスーツケースやベビーカーを持っての買い物は少し不便かもしれません。店頭での支払いが現金のみなのとサイズごとの袋が有料になっています。店員さんに商品について尋ねると丁寧に説明してもらえ満足のいく買い物ができると思います。
是非関西圏に住んでいる絵描きの方は一度訪れてみる事をおすすめします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。