タイ・パタヤの綺麗すぎる未完の観光名所【サンクチュアリオブトゥルース】に行ってきた

海外旅

こんにちは。画家の宮島啓輔です。

2025年の春にタイとマレーシアを約2週間ほど旅してきました。

同じくタイの死体博物館について書いた記事はアクセス数がかなり伸びていて現在検索順位一位になっています!

現地の空気感を浴びながら現地制作した全12枚のペン画は大阪梅田のカワチ画材阪急三番街店にて9月27日~10月16日までの個展で初公開です!

では、その旅の間に訪れた観光名所のひとつである【サンクチュアリ・オブ・トゥルース】
の基本情報や魅力について現地で撮影した写真と共にお伝えしていきたいと思います。

サンクチュアリ・オブ・トゥルースの基本情報

住所:206, 2 Pattaya-Na Kluea Rd, Muang Pattaya, Amphoe Bang Lamung, Chang Wat Chon Buri 20150 タイ

アクセス:タイのパタヤ中心部から車で約20〜30分ほど
パタヤでの移動は、東南アジアのタクシーアプリ【grab】を入れておくと日本に比べて安い価格でかなり便利に移動できます。

タクシーはバンコクとは異なり電車があまり通っていないので現地での足としてかなり役立ちます。


公式サイト:https://sanctuaryoftruthmuseum.com/

「サンクチュアリ・オブ・トゥルース(Sanctuary of Truth)」は、タイ・パタヤ北部の海辺に佇む全て木造で建てられている壮大な寺院建築です。

1981年に建設が始まり、今現在も人の手で少しずつ作業が進められています。
私が訪れた時も寺院のすぐそばで木彫が削り出されていました。

建物内に入る前にヘルメットが配られます。

職人が実際に作っている様子だけでもかなり見応えがあります。

内外共にヒンドゥー教や仏教などの神話をテーマにしたモチーフや模様が建物内に言葉の通りびっしりと緻密にこれでもかというほど施されておりスケールと芸術性、インパクトに至るまでどこをとってもまさに圧巻です。

ヒンドゥー教の霊鳥ガルーダに乗るヴィシュヌ神

そして、驚くのは建物全体が釘を一切使わずに木組みだけで造られている点です。

釘を使わない建築方法は日本建築にも似たものがあるので、聞いたり観た事がある人はいるかもしれません。


しかし、言葉でいくら説明をしても本当に巨大すぎる建物を「木」だけで建てている事は実際に行ってないとわからない圧巻さがあると思えるくらいにとにかく圧巻です。

タイの伝統的な建築技術をそのまま体現している建物です。

本当にひとつひとつ人の手で木を彫りだしているため、完成はまだ先のようです。完成の後も木製で作られているため手入れは必要なのだそうです。

創作が何十年もかけて循環していっているようで良いなと感じました。

時間帯によって異なるそうですが、日本語でのガイドもあるそうです。私が訪れた時は、英語ガイドがエリアごとに案内しているのを見かけました。

東洋のサグラダファミリアと呼ばれる理由

「サグラダ・ファミリア」といえば、スペインの建築家アント二・ガウディが建設をはじめたものの、その完成を見る事なく亡くなり2025年現在も工事が続く未完のキリスト教の大聖堂として世界的に有名な建築物です。

 このパタヤのサンクチュアリ・オブ・トゥルースもまた、未完成の巨大な宗教建築という共通点で、【東洋のサグラダ・ファミリア】と呼ばれる事があります。

1981年に着工されて以降、今もなお人力で彫っているのをみると今度来た時にはどんな風になっているのだろうと感じさせられます。

どちらも、毎年多くの観光客を世界中から呼び寄せているスポットですが、現在も更新され続け、完成していないというポイントが、リアルタイムに世界観や生きたエネルギーを感じさせてくれる魅力があるからなのかもしれません。

サンクチュアリ・オブ・トゥルースで撮影した写真たち(外観、内観、それぞれのモチーフまで)

ここでは、サンクチュアリ・オブ・トゥルースで撮影した写真を一同に貼り付けたいと思います。

↑別角度から外観を撮影


プロフィール
この記事を書いた人

2006年3月生まれ幼少の頃より細密、極彩色な自分の脳内だけに存在する空想世界の絵をアクリル絵の具を主に様々な画材で1年に140点以上制作。作品サイズは数㎝のグッズから数ⅿの巨大アクリル画まで様々。高校1年生の時の個展開催以来二人展、グループ展等展示活動を続ける。ターナーアワード、Liquitex the challenge【小松美羽賞】等受賞多数。日々制作の幅は広がり続け、各地での展示、プロジェクトの実現を構想中

をフォローする
海外旅
をフォローする
極彩空想世界
タイトルとURLをコピーしました