無名でも伸びるマニアック発信方法 ニッチなテーマでも検索1位を取れた話

person using laptop on lap 画家に役立つ情報集

こんにちは。画家の宮島啓輔です。

今回は、「ニッチな発信って意味あるのか?」というテーマについて、自分の実体験をもとに話してみます。

発信や創作についての悩みに以下のようなものがあります。

・ニッチな内容だと誰にも見られないではないか

・マニアックすぎると興味を持たれないではないか

ただ、結論から言うと、これは半分正しくて、半分間違っています。

大きなテーマは、すでに強い人が押さえている

まず前提として、作品においても、発信においても誰でも思いつくようなテーマには、すでに強い競合がいます。

絵画であれば、リアリズムの油彩画、水彩画などです。

古典的な技法として確立され、挑戦者が数百年の歴史で数えきれないほど存在しています。

また、例えば、情報の発信においては、「タイ旅行」というキーワード。

これについて記事を書こうとすると、

  • 大手旅行サイト
  • 長年タイに住んでいる人
  • 専門的に情報発信している旅ブロガー

こういった人たちが、すでに質の高い情報を大量に出しています。

つまり、「タイ旅行とは?」みたいな大きなテーマで勝負しても、
無名の個人が勝つのはかなり難しい構造になっています。

ニッチなテーマで検索1位を取った実体験

ここで、自分の実体験を話します。

私はタイに行った際、「シリラート死体博物館(医学博物館)」について記事を書きました。

この場所はかなりマニアックで、

大手旅行サイトや個人の旅人も少しは触れている

という状態でした。

そこで、私は

・実際の行き方

・歴史背景

・館内の様子

・実際に感じた事

などをしっかりとまとめて、ボリュームのある一次情報の記事を書きました。

最初は、旅行記感覚で書き、予想外でしたが、結果としてこの「死体博物館」のキーワードで検索の1位を取る事ができました(今は下がっているかもしれません)。

その記事は、今も自分のサイトの中でもアクセス上位で毎日のように死体博物館に興味のある人が入ってくるようになりました(想定はしていなかったけれど)。

ニッチだからこそ「この人になる」

ここで重要なのは、

ニッチだから弱いのではなく、ニッチだからポジションが取れる
ということです。

大きなテーマだと、

  • 誰が書いても同じような内容になる
  • 情報の差別化が難しい

一方で、ニッチなテーマは、

  • 書いている人が少ない
  • 情報が不足している

という事がおこります。

だからこそ、大手や強者がやらないような細かくてマニアックな事を泥臭くやると

「この分野ならこの人」という立ち位置が作れるようになります。

今回、例に出した死体博物館のワードのインパクトが強かったですが、様々な形の発信においていえる事です。

無名のうちは「外堀から取る」のが合理的

発信においてよくある失敗が、

最初から大きなテーマに取り組む事です。

でも現実は少し厳しく、

「無名」、「実績」、「信用」が薄い状態で広いテーマに向かっても埋もれやすくなります。

だからこそ。最初はニッチを攻めて、外堀からからポジションを取る

と言う事が合理的な戦略になります。

実際、多くのクリエイターや発信者の過去を遡ると

。最初は特定ジャンルに特化

・徐々に特定ジャンルを積み重ねて広げる

という流れをとっている事が多いです。

AI時代は「情報」だけでは価値にはなりにくい

もう一つ重要な内容を書きたいと思います。

今は、情報そのものはネットやハウツー本、AIでほぼ手に入ります。

例えば、先ほどの旅行の話では

・観光地の情報

・行き方

・基本の知識

などは、ガイドブックを開けば誰でもすぐに知る事ができます。

では、何が価値になるのか。

答えは、

視点(フィルター)です。

発信の本質は「フィルター」にある

同じ情報でも、

・この人はどうみたのか

・この人は何を感じたのか

・この人はどう解釈を与えたのか

は、人の数だけ千差万別です。

私は、視点をよく「フィルター」という言葉で表しますが、

情報そのものではなく、その人がどのようなルーツの情報をインプットし、取捨選択し、どう落とし込んだかが価値になると思っています。

同じ「りんご」という対象を取り扱っても、芸術家であれば絵のモチーフ、植物学者であれば品種や栽培方法、科学者であればニュートンのリンゴという視点を与えるかもしれません。

人それぞれがフィルターを持っている中で、どう見たかが価値になります。

ニッチ×視点の積み重ねが合理的

ここまでをまとめると、

  • ニッチなテーマを選ぶ
  • そこに自分の視点を乗せる

この2つを掛け合わせることで、

無名でもポジションが取れる発信になる

ということです。

創作や発信の多くの事においても、広く色々な事をするという事の価値はもちろんありますが、漠然と広い事をやると「何をしているか分からない人」状態になります。

だからこそ、

最初はニッチを攻める→小さく深くポジションを取る→それを住み上げていく

の順番が一番現実的で、再現性のある戦略であると言えます。

広く深くできると尚良いですが、現実路線で考えるとこうなるという感じですね。

最後に

ここまで、ニッチ戦略は、最初の信用と立ち位置を作る最短のルートという内容をお伝えしてきました。

もちろん、これらは無理をするより自分のやりたい事や得意な事との歯車を嚙み合わせつつ進めていく事が大切です。

これから発信を始める人や少しずつ伸ばす人は一度に広く浅くやるより、「狭く深くやる」ことを試してみてもいいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

プロフィール
この記事を書いた人

2006年3月生まれ幼少の頃より細密、極彩色な自分の脳内だけに存在する空想世界の絵をアクリル絵の具を主に様々な画材で1年に140点以上制作。作品サイズは数㎝のグッズから数ⅿの巨大アクリル画まで様々。高校1年生の時の個展開催以来二人展、グループ展等展示活動を続ける。ターナーアワード、Liquitex the challenge【小松美羽賞】等受賞多数。日々制作の幅は広がり続け、各地での展示、プロジェクトの実現を構想中

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