【旅の効能】旅行は人を成長させるのか?メリットや意味について考えた事

海外旅

こんにちは。画家の宮島啓輔です。

今年の春、北インドに旅行に行ってきました。

インド渡航前後の一か月で制作した作品たち

この記事では、旅が人にどのような影響を与えるのか、特に「思考」「行動」「創造力」という観点から考えていきます。

私は、旅は最高の学びであり、インプットであり、創作につながるエンジンだと強く感じて居ます。

最初に断っておくと、ここで書く内容は私個人のっ考えです。賛否が分かれる部分もありますが、何か一つでも一歩踏み出すきっかけになれば十分だと思っています。

人類はもともと移動する遊牧民だった。

人類はもともと、定住する存在ではなく、移動しながら生きる存在でした。

狩猟や採集を行い、環境に応じて移動する。
いわゆる遊牧的な生き方です。

その後、農耕が始まり、人は定住するようになりました。
そこから文明が発展し、都市が生まれ、現在の社会が形成されていきます。

もちろん、定住によって得られたものは大きいです。
生活の安定や生産性の向上など、現代の豊かさの基盤になっています。

ただ一方で、定住にはもう一つの側面があります。

それは、思考や行動が固定化されやすくなるという点です。

なぜ定住は人の思考を固定化させるのか

定住するということは、環境が安定するということです。

生活は予測可能になり、リスクは減り、効率は上がります。
しかし同時に、

  • 新しい環境に適応する必要がなくなる
  • 予測不能な状況に直面しにくくなる
  • 行動の選択肢が限られていく

という状態にもなります。

これは必ずしも悪いことではありません。
むしろ社会を成り立たせるためには必要な側面であり、古い伝統を持つものは最適解である事も多いです。

ただ、現代のように情報が過剰で、変化が激しい時代においては、
安定志向に振り切ると逆に思考を硬直させる要因になることもあります。

同じ考えや思考の中に閉じこもり続けると、変化への対応力を失い、同じ考えの人しかおらず排他的になる「集団思考の罠」に陥ります。

旅がサバイバル能力を呼び起こす理由

そこでひとつの答えになるのが「旅」です。

旅は、日常の安定した環境から一時的に離れ、
不安定で予測不能な状況に自分を置く行為です。

  • 言葉が通じない
  • 文化が違う
  • 思い通りにいかない

こうした状況の中では、自然と考える力や判断力が働きます。

つまり、

旅は即席で、人間のサバイバル能力を呼び起こす行為とも言えます。

本来の意味での物理的な強さが必要では無くなった現代人が、ジムに通って筋トレをするのと似ています。

本やネットでは得られないインプットとは何か

現代は、本やインターネットを通じて、世界中の情報にアクセスできます。

これは非常に便利であり、重要な手段でもあります。

ただし、それらはテキストや映像という間接的な情報です。

一方旅は、目でみて、耳で聞いて、匂いを感じ、触れる

といった五感を通して情報を得ることができます。

情報の密度や記憶への残り方が立体的なのです。

もちろん、本には様々な良さがありますが、

旅は非常に質の高いインプットの場でもあるのです。

異文化に触れる事でみえてくる人間の普遍性

旅に出ると、自分の常識が通用しない場面に何度も出会います。

  • 日本では当たり前のことが通じない
  • 海外では普通でも、日本では非常識なことがある

こうした違いに触れることで、「どちらが正しいか」ではなく

「価値観は無数に存在する」という事実

に気づきます。

そして、多くの価値観に触れることで逆に見えてくるのが、

人間や物、文化に共通する部分(普遍性)

です。

違いを知ることで、本質が見えてくる。
これも旅の大きな効能の一つです。

不快や失敗が人を成長させる

少し極端な言い方になりますが、

人は楽な状態では大きく成長しません。

先ほど書いた筋トレと同じで、負荷をかけることで変化が生まれます。

旅は、楽しみや新しさに触れる事と同時に、意図的に自分に負荷をかける行為でもあります。

不便さや理不尽さ、予想外の出来事に触れることで、自分の中の耐性や柔軟性が育っていきます。

旅が創造力を高める理由

創作において重要なのは、
どれだけ多様なインプットを持っているかです。

0→1ができる人はおらず、どんな人であっても過去の要素の積み重ねの上に成り立っています。

そして、同じ環境、同じ情報の名kにいると、アウトプットも自然と似たものになります。革新性を創作に求めるならば、インプットし続ける事h非常に大切なのです。

一方で旅をすると、見たことのない景色や色、初めての音、異なる文化や価値観が一気に流れ込んできます。

人は、環境→感情→行動

の順番で行動します。

自分のおいた環境で触れたものを整理し、組み合わせることで、

新しい発想や表現が生まれるようになります。

最近訪れたインドでは、日常では考えられないような出来事が起こり、文化や人が混沌とした中で、人の温かさや奥深さに触れた事で、帰国後の1か月間で、数十点の作品を生み出しました。

まとめ

今回は、「【旅の効能】旅行は人を成長させるのか?メリットや意味について考えた事」の内容でお伝えしてきました。

ここまでの内容をまとめると、

人はもともと移動する存在だった

定住は安定をもたらす一方で思考を固定化する側面もある

旅は不安定さを通じて適応力を引き出す

五感によるインプットは圧倒的に強い

異文化は価値観を広げ、普遍性を見せてくれる

不快や負荷は成長のきっかけになる

旅は創造力を高める

ということです。

最後に1つだけ。

大きな一歩では無くても、一日一度、新しい知識や発見、今までの自分に無かった経験をしてみてください。

一つの発見が思っている以上に自分の中を変えてくれるはずです。

それでは、

最後まで読んで頂きありがとうございました。

他にも創作や旅、画家活動に関する記事を多数公開しているので、是非読んでみてください。

プロフィール
この記事を書いた人

2006年3月生まれ幼少の頃より細密、極彩色な自分の脳内だけに存在する空想世界の絵をアクリル絵の具を主に様々な画材で1年に140点以上制作。作品サイズは数㎝のグッズから数ⅿの巨大アクリル画まで様々。高校1年生の時の個展開催以来二人展、グループ展等展示活動を続ける。ターナーアワード、Liquitex the challenge【小松美羽賞】等受賞多数。日々制作の幅は広がり続け、各地での展示、プロジェクトの実現を構想中

をフォローする
海外旅
をフォローする
極彩空想世界
タイトルとURLをコピーしました